【セルタ × バルセロナ】2122ラ・リーガ 第13節

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試合プレビュー

バルセロナは、シャビ監督の就任が決まり、暫定監督であるセルジ・バルフアン監督がAチームを率いて戦う締めの試合だった。
バルセロナとしては、勝利を収め、いい雰囲気のままシャビの帰還を迎えたいところだった。

しかし、今季バルセロナはアウェーでの勝利がまだないほか、セルタとの近年の相性は非常に悪く、データ上では勝機が薄かった。


一方のセルタは、カピタンのアスパスの調子が今季はまだイマイチなこともあり、チームはラ・リーガ下位に沈んでいた。

ただ、試合内容としては強度が高く、悪くないため、勝利も期待できる状況ではあった。

試合レビュー

しかし、試合はいい形で終わったとは言い難かった。

前半はバルセロナが圧倒し、0−3で折り返すものの、後半は打って変わってセルタが攻め込む時間が多く、終わってみれば3−3と勝点1を分け合う形となった。

フォワード陣を中心に怪我人を多数抱えるバルセロナは、この試合でアンス・ファティ、エリック・ガルシア、ニコ・ゴンザレスの3人が新たに怪我を負い、さらに多くの怪我人を抱えることとなった。

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アレックス・バルデ(背番号31)やアブデ(背番号33)といったカンテラ上がりの若手も交代で出場したが、周囲の選手とのコンビネーションや状況把握などに問題があり、彼らの交代出場が状況を転じることのできなかった大きな要因の一つだった。

試合後インタビュー

フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)

3点差を追いつかれるという苦しい後半を終えたバルセロナ。
フル出場したデ・ヨングは、厳しい表情でインタビューに答えた。

 

後半は、プレーするということさえ忘れてしまっていた。
自分たちの足が止まってしまっていて、個性に欠けていたと思う。

この試合はとても重要なものだった。
私たちは順位を上げる必要がある。
今回の試合結果はチームにとって間違いなく大打撃だ。

私たちは、シャビ監督の到着をとても楽しみにしている。

イアゴ・アスパス(セルタ)

アスパスは、試合序盤で何度か決定機を外してしまっていたが、試合の中で徐々に調子を上げていった。

試合終了直前に同点弾となるゴラッソを決め、満足げな表情でインタビューに答えた。

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私たちのチームは決して諦めるなんてことはしない。
直近の試合で、私たちはそれを示すことができたと思う。

前半にバルセロナに4回の決定機があり、そのうち3点を決められた。

試合序盤で私は、絶好の機会を外してしまいゴールを決められなかった。
逆にバルセロナは最初のチャンスを物にした。

ハーフタイムに監督は言ったんだ。
「我々は諦めるわけにはいかない」

私たちは動き続け、ファンのみんなの応援のおかげもあって追いつくことができた。

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